7人目のバンドマン

「おう、木村。まだいたのか。
もう最終下校時刻だぞ。」


「・・・・・仁村です。」


久し振りに誰かに声を掛けられ気がつくと、
既に時計の針は最終下校時刻を指していた。


いつの間にか図書室の前に立っていた遠藤先生に促され、カバンを持って部屋を出る。









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