異世界にて、ファッション革命起こします!!
曲が終わると一礼して、私とお兄様は一度壁際へと休みに向かう。
流石にあのテンポで踊ると喉が渇く。
お兄様と二人給仕にお水をもらった。
「さすが。リュカとモネですわね!素敵なダンスでしたわよ」
そう声を掛けてきたのはエリーザ様。
その顔には笑みが浮かんでいる。
「エリーザ様。この度は素敵な生地を賜わりありがとうございました。少し新たな風を吹かせたく斬新なデザインになりました」
そう告げれば、にこやかに笑って頷くエリーザ様。
「このドレスは誤魔化しが効かないドレスね!ダンスに自信がある者でなければ着こなせないわ。ダンスを得意とするモネらしいドレスだわ」
そう褒めて下さった。
それを遠目に見ているアマーリエ様がチラリと目の端に映るも、私はそちらを向くことなくエリーザ様へと言葉を返した。
「そうですね、ダンスで足元を隠せないのはステップが踏めなきゃ着こなせないドレスですね。でも、このデザインダンス抜きに流行らせたいです」
「えぇ、足のラインが美しく見えますもの。良いと思いますわ」
「これからも服作りを頑張ります!」
そう宣言する私に、エリーザ様はにこやかに少々の爆弾を返した。