もう1度だけ、信じさせて。



笹原が言った。


認めてもらえないの…。


まぁ、そうだろうね。


敵族の元姫を認められるわけないよね。


でも…、


「なにをしたら認めてくれる?」


誰かがあたしを嫌った状態でいたくないから。


「今日、1つの族を潰しに行く。そこの幹部をの1人を倒せ。誰でもいい。幹部なら。」


え…。


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