極甘同居~クールな御曹司に独占されました~
「見苦しくてごめんなさい。変質者が出るので、あまり外干しできないんです。一階だし……」
もっと上の階に住みたいけれど、数千円安い家賃に負けた。
たかが数千円でも、積もり積もれば大きい。
突っ張り棒からピンチハンガーを外した私は、そこでさきほどの怪訝そうな彼の視線に改めて合点がいった。
私の下着だけならまだしも、それを隠すため、両端に男性用のトランクスを吊り下げていたのだ。
彼が注視したのは洗濯の度に動員されてすっかり色が褪せてしまったこれだろう。
「これはダミーです。外干しする時のためにいつもこれは吊っていて」
聞かれてもいないのに説明を始めてしまう、自分の女子力の無さが嫌になる。
この部屋に男性を招き入れるのは大学時代の例の彼以来で、慣れないシチュエーションにひどく緊張してしまって、スマートに振る舞えない。
もっと上の階に住みたいけれど、数千円安い家賃に負けた。
たかが数千円でも、積もり積もれば大きい。
突っ張り棒からピンチハンガーを外した私は、そこでさきほどの怪訝そうな彼の視線に改めて合点がいった。
私の下着だけならまだしも、それを隠すため、両端に男性用のトランクスを吊り下げていたのだ。
彼が注視したのは洗濯の度に動員されてすっかり色が褪せてしまったこれだろう。
「これはダミーです。外干しする時のためにいつもこれは吊っていて」
聞かれてもいないのに説明を始めてしまう、自分の女子力の無さが嫌になる。
この部屋に男性を招き入れるのは大学時代の例の彼以来で、慣れないシチュエーションにひどく緊張してしまって、スマートに振る舞えない。