恋×嘘×罪~誰にも言えない秘密の恋~

ー…


「へー、それで朝からイチャついてきたと」


「なっ！？べ…別にイチャついてないよ！」


私は会社のお昼休憩で彩香に先ほどまでのことを話していた。


「まぁ、私もまさか花があそこまでお酒に弱いなんて思ってなかったからさ…ごめんね」


「え！？ううん！私の方こそ、迷惑かけちゃってごめん」


「それにしても、あんた、昨日のことほんとに覚えてないの？」


「はは…彩香にお酒飲まされてから以降の記憶が…」


「あんた…本当にもったいないことしたわね…」


え？


「だって、あんた送ってくれた人かなりのイケメンだったよ？」


「え？私…自分でタクシーのって家に行ったんじゃないの？」


「はぁ！？あんたあんなイケメン覚えてないの！？」


イケメン？？