そしてあなたと風になる
応接室でお茶を頂いたあと、まひるはプロジェクターのある第1会議室へと案内された。
「まひるさん!当プロジェクトにご参加頂き誠にありがとうございます!私、初めて諏崎デザイン工房のプロモーションを観た時から、本当に大ファンになって!」
「心地よい音楽を聴いているみたいなあの映像,,,もう、とにかく好きなんです!愛してるんです!」
百花は、うっとりしながらまひるの両手を掴み、ブンブンと思いきり振った。
「それに、憧れの"まひる"がこんなに綺麗な女性だったなんて。ああ、私とつきあって,,,」
「こら、いい加減にしろ。」
興奮さめやらない百花をたしなめるように、櫻木は百花の頭をこづいた。
まひるは、百花に両手を捕まれたままの状態だったが、嫌な顔一つせず微笑んでいる。
「大丈夫ですよ。とっても光栄です!お二人は同じ苗字ですけど,,,もしかして,,,。」
「千尋は私の兄なんです。」
目力のある綺麗な瞳が確かに似ている。百花は、グラマラスなボディにメークも完璧な、いかにもお嬢様だ。
「とても仲がおよろしいから、ご夫婦かと思ってました。」
「「誰が!」」
二人のシンクロ率の高さに、まひるは感心したように頷いた。
「櫻木さんってお呼びすると、どちらが答えてよいのか迷ってしまいそうですね。」
まひるが少し間を置いて、
「千尋さん、百花さんとお呼びしても?」
と言うと
「それでは、私は三月で。」
と、絶妙なタイミングで橘が割って入ってくる。
「橘は一人しかいないだろ。」
千尋があきれたように言うと
「お前達ばかり、まひるさんと親し気なのは癪に触るからなー。」
と、三月は左の口角をあげた。
「じゃあ、橘さんは"三月さん"ですね。」
「そう呼んで頂けると光栄です。」
そういってにっこりと微笑み返したのち
「それでは、百花さん。まひるさんはお忙しいのですから、早くプレゼンを開始して下さいね?」
と、さりげなく本題に戻すあたり、橘は有能な秘書だった。
「まひるさん!当プロジェクトにご参加頂き誠にありがとうございます!私、初めて諏崎デザイン工房のプロモーションを観た時から、本当に大ファンになって!」
「心地よい音楽を聴いているみたいなあの映像,,,もう、とにかく好きなんです!愛してるんです!」
百花は、うっとりしながらまひるの両手を掴み、ブンブンと思いきり振った。
「それに、憧れの"まひる"がこんなに綺麗な女性だったなんて。ああ、私とつきあって,,,」
「こら、いい加減にしろ。」
興奮さめやらない百花をたしなめるように、櫻木は百花の頭をこづいた。
まひるは、百花に両手を捕まれたままの状態だったが、嫌な顔一つせず微笑んでいる。
「大丈夫ですよ。とっても光栄です!お二人は同じ苗字ですけど,,,もしかして,,,。」
「千尋は私の兄なんです。」
目力のある綺麗な瞳が確かに似ている。百花は、グラマラスなボディにメークも完璧な、いかにもお嬢様だ。
「とても仲がおよろしいから、ご夫婦かと思ってました。」
「「誰が!」」
二人のシンクロ率の高さに、まひるは感心したように頷いた。
「櫻木さんってお呼びすると、どちらが答えてよいのか迷ってしまいそうですね。」
まひるが少し間を置いて、
「千尋さん、百花さんとお呼びしても?」
と言うと
「それでは、私は三月で。」
と、絶妙なタイミングで橘が割って入ってくる。
「橘は一人しかいないだろ。」
千尋があきれたように言うと
「お前達ばかり、まひるさんと親し気なのは癪に触るからなー。」
と、三月は左の口角をあげた。
「じゃあ、橘さんは"三月さん"ですね。」
「そう呼んで頂けると光栄です。」
そういってにっこりと微笑み返したのち
「それでは、百花さん。まひるさんはお忙しいのですから、早くプレゼンを開始して下さいね?」
と、さりげなく本題に戻すあたり、橘は有能な秘書だった。