冷たい蜂蜜
私は会社でしなければいけないことがあり、早めに向かいたかったが道が混んでいた。



通勤ラッシュって辛いなあ



学校に登校中の学生



皆友達と笑いながら話して歩いていた。



この子達は学校が楽しいかな?

それとも楽しくないかな?



大抵は楽しくないと答える人が多い


だが楽しいと答える子も少なくはない。



信号が青に変わった。



私は学生を追い越し、会社に向かった。




会社に人気はなく、少し薄暗い。




会議室を通り過ぎようとした時、


男女の声が聞こえた。



少し抵抗があったがドアの隙間から覗くと、



若田 藍夏と和田 光司(わだ こうじ)がいた。



和田光司は会社で一番人気の男


売上もそこそこ。


若田藍夏とは正反対だ。


少し話を聞いていれば2人は付き合ってるようで


イチャイチャしている。


全く関わりのない2人だと思っていた。


私はしなければいけないことを思い出し、会議室を後にした。











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