お見合い相手は俺様専務!?(仮)新婚生活はじめます
審査員席に戻っていく偽屋崎先生の背中を目で追っていたら、声を押し殺すようにして笑っている彰人に気づいた。
目に涙まで滲ませて、『そんなに?』と問いかけたくなるほどに面白がっている。
もし、彰人を楽しませている理由が、小南ちゃんの自由奔放さだとしたら……。
そう考えて、私の中に不愉快な思いが込み上げる。
肩越しに振り向くと、口を尖らせている小南ちゃんがいて、採点をもらえなかった彼女を羨ましいと思ってしまった。
私の巨大な生け花は簡単には動かすことができず、そのままにして、三回戦が始まる。
茶道は、茶問屋の娘である私にはお手のもの。
東条さんと西尾さんも相当練習してきたと見え、正しい作法で完璧にお茶をたてることができていた。
もてなされるのは、有名な茶道教室の師範だという審査員と彰人で、彼女たちそれぞれに九点という高い点数をつけていた。
東条さんも西尾さんも、ホッとした様子である。
「牛乳ください」と言って抹茶ラテを作ってしまった小南ちゃんは、またしても点数をもらえずにふてくされていて、そして最後にお茶をたてたのは私であった。
目に涙まで滲ませて、『そんなに?』と問いかけたくなるほどに面白がっている。
もし、彰人を楽しませている理由が、小南ちゃんの自由奔放さだとしたら……。
そう考えて、私の中に不愉快な思いが込み上げる。
肩越しに振り向くと、口を尖らせている小南ちゃんがいて、採点をもらえなかった彼女を羨ましいと思ってしまった。
私の巨大な生け花は簡単には動かすことができず、そのままにして、三回戦が始まる。
茶道は、茶問屋の娘である私にはお手のもの。
東条さんと西尾さんも相当練習してきたと見え、正しい作法で完璧にお茶をたてることができていた。
もてなされるのは、有名な茶道教室の師範だという審査員と彰人で、彼女たちそれぞれに九点という高い点数をつけていた。
東条さんも西尾さんも、ホッとした様子である。
「牛乳ください」と言って抹茶ラテを作ってしまった小南ちゃんは、またしても点数をもらえずにふてくされていて、そして最後にお茶をたてたのは私であった。