お見合い相手は俺様専務!?(仮)新婚生活はじめます
「根性はありそうだ。すぐに諦める奴より、成功を信じてチャレンジを続ける奴の方が好ましい」
その評価は、上司としてのものなのか。
今さら取り繕うように褒められたって……と機嫌を直さないでいたら、彼はフッと表情を和らげ、なぜか好意的な視線を私に向けてきた。
「そう不満顔をするな。さっきのように笑え。お前は笑うと可愛いぞ。なんでもそつなくこなす、綺麗にまとまっただけのお嬢様より、俺はお前みたいな面白みのある女の方が好きだ」
頬に溜めた不満の空気は、風船がしぼむように抜けていき、半開きの口でまじまじと彼を見つめてしまう。
変な言い方だったけど、女として褒められた。
笑うと可愛くて、私の面白みが『好きだ』だって……。
欠点を並べられた後の褒め言葉だからか、妙に嬉しくなって、鼓動が速度を上げていく。
顔が熱くなり、照れくさく感じる私であったが、おそらく私よりも彼の方が赤面しているのではあるまいか。
言い終えてハッとしたように片手で口元を覆い、「俺は朝からなに言ってんだ……」と自分にツッコミを入れて照れている。
その評価は、上司としてのものなのか。
今さら取り繕うように褒められたって……と機嫌を直さないでいたら、彼はフッと表情を和らげ、なぜか好意的な視線を私に向けてきた。
「そう不満顔をするな。さっきのように笑え。お前は笑うと可愛いぞ。なんでもそつなくこなす、綺麗にまとまっただけのお嬢様より、俺はお前みたいな面白みのある女の方が好きだ」
頬に溜めた不満の空気は、風船がしぼむように抜けていき、半開きの口でまじまじと彼を見つめてしまう。
変な言い方だったけど、女として褒められた。
笑うと可愛くて、私の面白みが『好きだ』だって……。
欠点を並べられた後の褒め言葉だからか、妙に嬉しくなって、鼓動が速度を上げていく。
顔が熱くなり、照れくさく感じる私であったが、おそらく私よりも彼の方が赤面しているのではあるまいか。
言い終えてハッとしたように片手で口元を覆い、「俺は朝からなに言ってんだ……」と自分にツッコミを入れて照れている。