無敵の剣
「平助は?」




「???藤堂さん???」




なぜ、ここで出て来た?





「平助は、お前に気があるみてぇだ
俺より年が近いし、話も合うだろ…
だから… お前が平助をどう思ってんのか
正直、気になって仕方ねぇ」





私は、固まった


土方さんから、こんな発言


まさか! これって…    嫉妬?





「//////////」






土方さんから、想われている


そう実感して、赤くなる





ゼンさんに言われたっけ?



私がこんなに表情を崩すのは
土方さんだけだって



「お前…」



土方さんが、落胆する声色をした



「嬉しいです
土方さんが、私の為に妬いてくれた事
とっても///// ありがとうございます」



「……わかりにくいんだよ!!!」




あれ?

わかりやすいと言われているのに…




「どう思ってんのか、言えよ!」


「藤堂さんは、大切な友であり仲間ですよ!
ちょっとだけ… ネコに似てて
可愛いです!」


「その… 色恋は…」


「ないです! 今のところ!」


「なんだよ!」


「先のことは、わかりません!」




土方さん以外に恋心を抱くことは、想像できない


でも、また妬いてくれたら嬉しいな



だって、土方さんの恋仲みたいだから















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