イジワル上司にまるごと愛されてます
来海は苦い気持ちになりながら、キッチンに向かった。そうしてそんな気持ちを気取られないよう、明るく声をかける。
「適当に座っててね~」
来海はバッグとピアスをシェルフの上に置いた。冷蔵庫からアイスティーのペットボトルを取り、備え付けの食器棚からグラスを二つ出した。柊哉はオーバル型ローテーブルの前にあぐらをかいて座っている。
「紅茶でいい?」
「ああ、ありがとう。来海はいつもアイスティーだよな」
「そういう柊哉はいつもブラックコーヒーだったよね」
「よく覚えてるな」
「そりゃ……」
好きな人のことだもの、と言いかけて、来海は言葉をのみ込んだ。彼の近くに腰を下ろしてローテーブルにグラスを置き、アイスティーを注いでそれぞれの前に置く。
「いただきます」
柊哉はグラスを取り上げ、ゆっくりとアイスティーを飲んだ。
(まさか柊哉が四年で帰ってきて、こうして私の部屋でお茶を飲むなんて……想像したことすらなかったな)
そんなことを思いながら、来海もグラスに口をつけた。そうしてシェルフの上を見ながら言う。
「適当に座っててね~」
来海はバッグとピアスをシェルフの上に置いた。冷蔵庫からアイスティーのペットボトルを取り、備え付けの食器棚からグラスを二つ出した。柊哉はオーバル型ローテーブルの前にあぐらをかいて座っている。
「紅茶でいい?」
「ああ、ありがとう。来海はいつもアイスティーだよな」
「そういう柊哉はいつもブラックコーヒーだったよね」
「よく覚えてるな」
「そりゃ……」
好きな人のことだもの、と言いかけて、来海は言葉をのみ込んだ。彼の近くに腰を下ろしてローテーブルにグラスを置き、アイスティーを注いでそれぞれの前に置く。
「いただきます」
柊哉はグラスを取り上げ、ゆっくりとアイスティーを飲んだ。
(まさか柊哉が四年で帰ってきて、こうして私の部屋でお茶を飲むなんて……想像したことすらなかったな)
そんなことを思いながら、来海もグラスに口をつけた。そうしてシェルフの上を見ながら言う。