双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
せっかくいい雰囲気だったのに。
それに今の会話は何?
まるで副社長は、社長を来るのを
待っているみたいに聞こえてきた。
すると社長は、
「朔夜……アイツは、俺がそばで寝てやらないと
安心して寝られないんだ」
衝撃的なことを言ってきた。
えっ……?
それってどういう意味?
「どういうことですか?」
「そのまんまだ。言っただろ?
朔夜は、繊細な性格だ。
俺が居ないと何も出来ない」
「だ、だからといって……」
何かを言いかけるが
それ以上何も言えなかった。
私と2人の間には、
大きな壁があるように感じたからだ。
冷たくて……大きな壁が。
社長は、一瞬だが切ない顔をすると
「じゃあ、おやすみ。
萌も早く寝ろよ!」
それだけ言うとリビングから
出て行ってしまった。