双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

せっかくいい雰囲気だったのに。

それに今の会話は何?
まるで副社長は、社長を来るのを
待っているみたいに聞こえてきた。

すると社長は、

「朔夜……アイツは、俺がそばで寝てやらないと
安心して寝られないんだ」

衝撃的なことを言ってきた。

えっ……?
それってどういう意味?

「どういうことですか?」

「そのまんまだ。言っただろ?
朔夜は、繊細な性格だ。
俺が居ないと何も出来ない」

「だ、だからといって……」

何かを言いかけるが
それ以上何も言えなかった。

私と2人の間には、
大きな壁があるように感じたからだ。

冷たくて……大きな壁が。

社長は、一瞬だが切ない顔をすると

「じゃあ、おやすみ。
萌も早く寝ろよ!」

それだけ言うとリビングから
出て行ってしまった。

< 152 / 373 >

この作品をシェア

pagetop