双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「空気読めよ……ってか。
寝たいならさっさと1人で寝ろ」

「……お前がさっさと済ませて
こっちに来れば、いいだけの話だろ」

えぇっ……?

すると社長は、ハァッと頭をかきながら
深いため息を吐いた。

「……ったく。分かった。
すぐにそっちに行く」

社長がそう言うと副社長は、
納得したのかそのままリビングから
出て行ってしまった。

えぇっ……すぐに行くって
どういうこと!??

社長は、もう一度ため息を吐くと
立ち上がった。

「あ、あの……社長?」

私は、動揺をしながらも社長と呼ぶと
こちらを見てくれた。

しかし

「悪い……萌。
俺……そろそろ部屋に行くわ」と言ってきた。

そ、そんな!?

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