双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

結局、私は、そのまま泣き疲れて
眠ってしまった。

翌朝。
リビングに行くと社長が朝食の準備をしていた。

「おはよう……ございます」

2人に挨拶をした。

うぅっ……何だか気まずい。

「萌。遅いぞ。ソファーに置いてある服に
着替えろ。メイクと髪型は、
俺が後でやってやるから何もするな」

私に細かく指示を出してきた。

えっ……?
もしかしてまた、やってくれるの?

「は、はい。分かりました」

驚いたが返事をする。
すると副社長が隣の椅子を引いて

「……座れば?」と言ってきた。

また隣に座れと!?
料理は、向かい側に置いてあるのに。

私は、一瞬戸惑ったが
言うこと聞かないと何をするか
分かったものじゃない。

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