双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

イライラして仕方がないのだろう。

仕事は、きちんと真面目にやっているのだが
周りに厳しくなっていた。

「おい、何だこの報告書は!?
誤字、脱字が多過ぎる。
今すぐに書き直させろ!!」

「承知しました」

市原さんは、そう言い報告書を受け取る。

私は、それを見ていて
複雑な気持ちになっていた。

社長が私の事を考えて怒ってくれたのは、
正直とても嬉しい。

大切にしてくれているのが分かるから。 

でも、たまにため息を吐いて
スマホを見ている社長を見ると切なくなる。

まるで……私が大切な人を奪ってしまったようで
胸が苦しくなった。

「ハァッ……2人には、困ったものですね」

市原さんがため息を吐きながら
秘書室から戻ってくる。

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