晴空のようなあなたに恋をした
「あぁ…美沙が今、女神に見えるよー」
「いつでも私は女神でしょ?」
…いやぁ……時々悪魔…。。
微妙な顔をしてたら美沙に足を踏まれた。
「いっ…だあああぁ!!」
声を低くして叫ぶ私は、もはや女子じゃないって言われてるような目線を一斉にあびた。
「おっけ〜、音と美沙ちゃん参加ね!で?綾人たちはどうする??」
ハッとした窪田がニヤリと笑いながら残りのイケメン2人組に話しかけた。
「こーんな面白い子が行くんなら行こうかなぁ。あ、俺如月 綾人(きさらぎ あやと)!綾人って呼んで!!よろしくねっ?」
そう言って私に微笑んで…いやニヤニヤとした笑みを向けてきた綾人。
「………横澤 秋(よこざわ あき)」
無表情イケメンは秋という名前らしく、名前だけ言ったらフイっと私たちに顔を背けた。
「うちの秋がごめんねぇ?まったく!秋ちゃんったら!!人見知りは1日3回までって言ったでしょう!?」
いや窪田、秋の目で殺されるよ…。
もう秋の目はブリザードブリザードしてるよ。。
「ね?だから秋ちゃんもそんなムスっとしてないで笑っ…ぎゃああああああ!!!!!」
あーあ、自業自得だよねこれは。
秋をからかうからダメなんだよ窪田よ…。