晴空のようなあなたに恋をした
前に秋、綾人、窪田が歩いてて。
後ろには私と美沙。
「カラオケでなに歌おっかな〜?やっぱり私の十八番は涙そう◯うかなぁ!!」
「はぁ…なんかめんどくさくなってきたんだけど。」
ハイテンションな私の隣にはローテンションな美沙。
「美沙も楽しもーよ〜!!カラオケ久しぶりだからテンション上がるって〜!」
テンションマックスでバシバシ美沙の背中を叩いていた私。
「痛い痛い痛い!…あんた馬鹿力なんだから叩かないでよ」
「ううっ…すいませええぇん!!!」
これからカラオケ(親睦会)に行くからイライラしてる美沙は私に死んだような目を向けてきたからすぐさま謝った。
『ねぇ、今そのテンションうっざいんだけど。もう黙ってくんない?』っていう声が美沙の死んだ目から聞こえてきたように思えるほど怖かった私でした!
「…」
しばらくは美沙の死んだ目が怖くて黙ってたけど、5分もすれば耐えきれなくなった。