結婚のその先に
「おめでと~。もう、ハンカチ5枚じゃ足りなかった!」
披露宴でふたりに話しかけるのは美咲。
「泣きすぎて生まれるところだったんだから」
「えっ?もしかして?」
「実はね。5か月。女の子なの。」
「えーおめでとうございます。」
美咲のお腹は膨らんでいてとても幸せそうだった。
「啓吾と栞菜ちゃんもがんばってね。同級生も今なら狙えるし。」
そう言って笑う美咲に栞菜は笑顔を返しながら啓吾の反応を見た。
「体、気を付けろよ。生まれたら抱っこしに行くわ。」
「そうしてあげて。生まれたら連絡するね。」
啓吾はきっと優しくて頼りになる父親になる。その想像が簡単につく。
でも…私たちの間に子どもをもてる日が来るのかな…
栞菜には想像ができなかった。
披露宴でふたりに話しかけるのは美咲。
「泣きすぎて生まれるところだったんだから」
「えっ?もしかして?」
「実はね。5か月。女の子なの。」
「えーおめでとうございます。」
美咲のお腹は膨らんでいてとても幸せそうだった。
「啓吾と栞菜ちゃんもがんばってね。同級生も今なら狙えるし。」
そう言って笑う美咲に栞菜は笑顔を返しながら啓吾の反応を見た。
「体、気を付けろよ。生まれたら抱っこしに行くわ。」
「そうしてあげて。生まれたら連絡するね。」
啓吾はきっと優しくて頼りになる父親になる。その想像が簡単につく。
でも…私たちの間に子どもをもてる日が来るのかな…
栞菜には想像ができなかった。