結婚のその先に
「おめでとうございます。啓吾さん。栞菜さん。」
「ありがとな。忙しいのに。」
「いいえ。」
美咲の次にふたりの前に来たのは翠。
真っ赤な口紅に真っ赤なドレス。
自分に自信があるのがその立ち振舞いからも伝わる。
「あと少し。本社でよろしくな。」
「はい。」
啓吾に満面の笑みで答える翠。
次の招待客と入れ替わるとき栞菜の横に立った翠は栞菜に耳打ちする。
「おめでとう。でも油断しないで。私たちは繋がってるから。結婚なんて肩書きがなくても心と体が繋がっているから。」
さらりと告げるとステージから颯爽と降りていった。
「ありがとな。忙しいのに。」
「いいえ。」
美咲の次にふたりの前に来たのは翠。
真っ赤な口紅に真っ赤なドレス。
自分に自信があるのがその立ち振舞いからも伝わる。
「あと少し。本社でよろしくな。」
「はい。」
啓吾に満面の笑みで答える翠。
次の招待客と入れ替わるとき栞菜の横に立った翠は栞菜に耳打ちする。
「おめでとう。でも油断しないで。私たちは繋がってるから。結婚なんて肩書きがなくても心と体が繋がっているから。」
さらりと告げるとステージから颯爽と降りていった。