結婚のその先に
「でもうまれるまでは俺に栞菜の独占権をくれないとな。」
「…生まれるまででいいの?」
いたずらに微笑む栞菜に啓吾は笑う。

「だめ」

ふたりはもう一度口づけを交わした。





結婚のその先に


さらなる幸せがあることを知った夜が過ぎていった
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