オオカミな大上くん
大上くんが怪訝な顔をして聞いてきた。



「楽しみにしちゃダメなの?」



「はぁぁぁ…」


先生が他の競技に出る生徒を決めている時、大きなため息をつく。



「俺たちは人間のことが珍しいんだぞ?緑学園には人間はいないんだ。そんなところにお前を放り込んだらやばいことになるぞ」
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