オオカミな大上くん
ギロッと睨んでくる。


アニキ、怖いっす。



「で、でも、楽しみたいじゃん…」



あたしはうつむきながらつぶやいた。



知ってる。
自分がどんな存在か。



みんなの目に目があたしのことをどう見てるかなんて。
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