曇り、ときどき雨。君に、いつでも恋。



「でも、

さ、

会えることになったんだよね。



ん、まじで嬉しかったわ。


もう会えないと思ってたし。


・・・けど、

いざ会っても、
全然、俺のこと見てくれないわけ。


授業中とか、ずーっと下向いちゃってさ。


俺のこと意識してんのかなーとか、勘違いしちゃうよね。


まあ、

もしもう会えなくなったら
絶対、俺、後悔すると思って
授業の最後に
告白みたいなこと言ってみたんだけどさ、


顔あげてくんないし。


今日もここに、来てくれないと思ったわ。」


ふっと今井さんが笑うのがわかった。






っっっっ、、、、、!!!!!

うそ、うそうそうそうそうそ!!!!

うそだ、こんなの、うそ!!!

うそだよ、こんなの。


やだ、あたしは信じない、
信じられるわけないよ、こんなこと。



あとでがっかりしたくないもん、

やだ、うそだよ、うそ。


うそ、なんだから!!!!!!!


でも、心の奥底では興奮して舞い上がってる自分がいて、
やだ、うそなんだから、
だめ、うそだと思え、
あたし。


顔が熱くなって、
心臓はいつもの2倍速くらいで動いて、
ぎゅっと手に力をいれて、興奮をおさめようとした。



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