極甘同棲~エリート同期の独占欲を煽ってしまいました
そんなことがあったんだ・・・
やっぱり、と心のどこかでつぶやく自分がいる。三崎さんの言う通り、わたしのレベルで採用されるわけがなかったんだ。
「会社は使えない人材を拾うような真似はしない。そよかが採用されたのは、そよかの実力だと俺は思う」
ただ、と続ける。
「そよかがEurekaに内定もらったって喜んでるのを見て、俺の気持ちがEurekaに傾いたのは事実だ。最初は金融系を第一で考えてたから」
たしかに、彬良くんはわたしの採用を入社の条件にしたわけじゃない。
じゃあもし、彬良くんの存在がなかったら、わたしは・・わたしなんて・・・心が暗い方向へ流れてゆく。
「・・・そういえば、どうして三崎さんは、その話を知ってたのかな。ひょっとして、会社のひとはみんな知ってるの?」
「知ってるのはごく一部だろう。三崎さんは・・・色々言われることはあるけど、切れ者であることは間違いない。ビジネスはきれいごとだけじゃ成り立たないからな。ライバルを出し抜かなきゃいけないときもあるし、取引先との折衝では有利な条件を引き出さなきゃならない。奸計に長けた部分も含めて、役員の中には彼を買っているひともいる。そこから情報を得たんだろう。得た情報は、自分の利益になるように最大限活用する。今日みたいにな」
やっぱり、と心のどこかでつぶやく自分がいる。三崎さんの言う通り、わたしのレベルで採用されるわけがなかったんだ。
「会社は使えない人材を拾うような真似はしない。そよかが採用されたのは、そよかの実力だと俺は思う」
ただ、と続ける。
「そよかがEurekaに内定もらったって喜んでるのを見て、俺の気持ちがEurekaに傾いたのは事実だ。最初は金融系を第一で考えてたから」
たしかに、彬良くんはわたしの採用を入社の条件にしたわけじゃない。
じゃあもし、彬良くんの存在がなかったら、わたしは・・わたしなんて・・・心が暗い方向へ流れてゆく。
「・・・そういえば、どうして三崎さんは、その話を知ってたのかな。ひょっとして、会社のひとはみんな知ってるの?」
「知ってるのはごく一部だろう。三崎さんは・・・色々言われることはあるけど、切れ者であることは間違いない。ビジネスはきれいごとだけじゃ成り立たないからな。ライバルを出し抜かなきゃいけないときもあるし、取引先との折衝では有利な条件を引き出さなきゃならない。奸計に長けた部分も含めて、役員の中には彼を買っているひともいる。そこから情報を得たんだろう。得た情報は、自分の利益になるように最大限活用する。今日みたいにな」