続・マドンナブルー
長尾が校内で一人になったのを見計らい、咲羅は彼をとっ捕まえた。
「ちょっと長尾先生、ひどいじゃないですか。何で他の先生たちの前であんなこと言ったんですか?」
「ははは。すみません。普通に先生をマラソン大会に誘ったら、きっと断られるんじゃないかなと思ったもので」
「当然です!」
ぷんぷんとして言った。
「門倉先生に、走ることの楽しさをもっと知ってほしかったんです。マラソンは自分との戦いの孤独な競技と思うでしょ?でも、本当は団体競技の要素が詰まってるんです」
「そんなのどうでもいいです。つまり、恥をかくのがわかっているのに、マラソン大会なんて出たくないということです。十キロも走ったことないのに二十一キロなんてむちゃくちゃです」
唇を尖らせる咲羅のかたわらで、「ははは。大丈夫ですよ」と長尾はのん気に答えた。
「七、八キロ走ってるんだから、十キロはちょろいもんでしょ?ハーフを完走できたからフルマラソンも完走できるかと聞かれたら、一概にそうとは言えません。しかし、十キロが走れるなら大抵はハーフを走れてしまうんです」
むちゃくちゃなことを言うと思いながらも、なぜだか分からないが長尾の発言は説得力がある。そのため、咲羅はさらなる抗議の言葉を見つけられず、戦闘意欲を失ってしまった。
「ちょっと長尾先生、ひどいじゃないですか。何で他の先生たちの前であんなこと言ったんですか?」
「ははは。すみません。普通に先生をマラソン大会に誘ったら、きっと断られるんじゃないかなと思ったもので」
「当然です!」
ぷんぷんとして言った。
「門倉先生に、走ることの楽しさをもっと知ってほしかったんです。マラソンは自分との戦いの孤独な競技と思うでしょ?でも、本当は団体競技の要素が詰まってるんです」
「そんなのどうでもいいです。つまり、恥をかくのがわかっているのに、マラソン大会なんて出たくないということです。十キロも走ったことないのに二十一キロなんてむちゃくちゃです」
唇を尖らせる咲羅のかたわらで、「ははは。大丈夫ですよ」と長尾はのん気に答えた。
「七、八キロ走ってるんだから、十キロはちょろいもんでしょ?ハーフを完走できたからフルマラソンも完走できるかと聞かれたら、一概にそうとは言えません。しかし、十キロが走れるなら大抵はハーフを走れてしまうんです」
むちゃくちゃなことを言うと思いながらも、なぜだか分からないが長尾の発言は説得力がある。そのため、咲羅はさらなる抗議の言葉を見つけられず、戦闘意欲を失ってしまった。