ホテル御曹司が甘くてイジワルです
もし彼女、夏目真央がそばにいてくれたなら、彼はいつもあんなふうに素の表情を出せるんだろうか。
一方的なつまらない縁談なんかよりも、俄然副社長の不器用な恋を応援したくなってしまう。
くすくすと肩を揺らしながら、廊下を歩く。
これから副社長のおそばで、彼の奮闘を見るのが楽しみだ。
なんて思いながら、いそいそと『坂の上天球館』の買収を進めるための準備をはじめた。
『秘書遠山のひとりごと』END


