溺愛幼なじみの両片想い




それから電車に乗って、あっという間に私の家の前についた。


私としぃくんの最寄り駅までは学校の最寄り駅から3駅。

朝みたいに満員電車じゃないから、2人とも座れた。


しぃくんといるとあっという間に時間が過ぎる。

明日も一緒に帰れるのかな.....?



「きぃ」



「6年ぶりの充電」



しぃくんの鼓動が聞こえそうなほどきつく抱きしめられてる.....。

きつく抱きしめてくれてるけど、ちゃんと苦しくないようにしてくれてる。


昔とは身長差が違うからしぃくんの胸板が目の前にあって、視界は真っ暗。



“充電”



昔、嫌なことがあったり泣きたいことがあったらお互いにぎゅーって抱きしめあって、背中をトントンしてた。

凄く落ち着くんだ。




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