溺愛幼なじみの両片想い



ピンポーン



もううるさいなぁ.....



「はーい.....!?」


「おはよ」



しぃくん.....?!


目をこすってもう一度みるけど、やっぱりしぃくんだ.....

なんでなんでなんで.....?


しぃくんも寝むそうに目を擦ってる。

しぃくん相当朝弱いからなぁ。



「なんで.....いるの?」


「小学生の頃毎日一緒に行ってたじゃん。

ていうかこんな時間にでたら間に合わなくない?外で待ってたけど中々出てこないから。」


「.....あ!そうだよ!遅刻!私のせいでしぃくんまで遅刻になっちゃうよ!」


「それは大丈夫だけど」というしぃくんを無視して荷物を取ってしぃくんの手を取り走る。


しぃくん、私に合わせて走ってくれてるけど.....私は運動神経が特別いいわけでもないから息切れがすごい。






< 16 / 47 >

この作品をシェア

pagetop