溺愛幼なじみの両片想い
ピンポーン
もううるさいなぁ.....
「はーい.....!?」
「おはよ」
しぃくん.....?!
目をこすってもう一度みるけど、やっぱりしぃくんだ.....
なんでなんでなんで.....?
しぃくんも寝むそうに目を擦ってる。
しぃくん相当朝弱いからなぁ。
「なんで.....いるの?」
「小学生の頃毎日一緒に行ってたじゃん。
ていうかこんな時間にでたら間に合わなくない?外で待ってたけど中々出てこないから。」
「.....あ!そうだよ!遅刻!私のせいでしぃくんまで遅刻になっちゃうよ!」
「それは大丈夫だけど」というしぃくんを無視して荷物を取ってしぃくんの手を取り走る。
しぃくん、私に合わせて走ってくれてるけど.....私は運動神経が特別いいわけでもないから息切れがすごい。