溺愛幼なじみの両片想い



何とか電車に乗り込んだ私たちだけど、昨日より2本遅い電車でも満員電車は変わらない。



「きぃ」



満員電車の中、私をドア側にして壁ドン状態.....!

きっとしぃくんは優しさでやってくれてるんだろうけど朝から私には刺激が強いよ.....


壁ドン状態のうえに、満員電車だから距離がもの凄く近い。


全身が熱くなって、顔も真っ赤になってるはずだから下を向く。


たった3駅だけど.....ドキドキが止まらないよ



「.....大丈夫?」



ずっと下を向いてるからか、顔を覗き込んで小声で言ってきたしぃくんだけど、頷くので精一杯だ。


「あともう少しだから」と顔を離したしぃくん。

私の心臓、いい加減静かにして.....!






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