マー君−Black and White
足を踏む力が強まる。



俺は苦痛と殺意に抗う気を失った。



「お前、本当に美樹ちゃんの彼氏なんだな?」



名無しに迫られ、俺は足を踏まれる苦痛の中、機械口調で述べるしかなかった。



「・・・・・・ハイ、カノジョノ、オッシャルトオリデス」



悪夢だった、俺は悪い夢を見ているんだ、そう思いたかった。
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