しふぉん・けーき
「それより、これ。どうにかしないとねー」

「あぁ。心当たりないみたいだしな」

「うー・・・
なっちゃん、今日は僕と一緒に帰ろっか」

「え?」

真君が明るい表情で誘ってくる。

「何かあったら、僕が守ってあげる~!!」

「番犬だな」

「てへっ★」

と、照れるしぐさ。

「え・・・でも・・・」

「遠慮しないでよ~
これでも、僕強いんだよ?」

全く説得になってない!!

「まぁ・・・確かに・・・」

大さんはなぜか苦笑いで肯定する。

「だーかーら、家まで送ってあげるから、安心して★」

この人はどうしてこんなに明るいんだ?
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