副社長は今日も庇護欲全開です
きっぱり断ると、真美香は含みのある笑みを浮かべた。
「やっぱり、口紅変えたことと関係あるんでしょ?」
「ち、違うって。だいたい、私がコンパを苦手だって知ってるでしょ?」
まさか、カマをかけられたの? 動揺を見せる私を、真美香はますます怪しんだ。
「言葉が詰まってる。じゃあさ、一次会だけでいいから行かない? それ以上は、無理強いしないから」
「ううん、行かない……。ごめんね」
少しだけといっても、直哉さん以外の男性と接する場所にはいけない。
頑なに断ると、真美香はため息をつきながら諦めてくれた。それでも、どこか納得していない。
直哉さんとの接し方を、気をつけなくちゃいけないな……。
真美香に誘われたからではないけれど、直哉さんと次の約束ができていないことが気になる。
終業後に、直哉さんにラインをしてみよう。自分から、次はいつ会えるか聞いてみてもいいよね……。
今日は定時で仕事が終わり、はやる心を抑えながら、給湯室へ向かう。
すぐに返事が返ってくることはないだろうけれど、早くラインを入れておきたかった。
「やっぱり、口紅変えたことと関係あるんでしょ?」
「ち、違うって。だいたい、私がコンパを苦手だって知ってるでしょ?」
まさか、カマをかけられたの? 動揺を見せる私を、真美香はますます怪しんだ。
「言葉が詰まってる。じゃあさ、一次会だけでいいから行かない? それ以上は、無理強いしないから」
「ううん、行かない……。ごめんね」
少しだけといっても、直哉さん以外の男性と接する場所にはいけない。
頑なに断ると、真美香はため息をつきながら諦めてくれた。それでも、どこか納得していない。
直哉さんとの接し方を、気をつけなくちゃいけないな……。
真美香に誘われたからではないけれど、直哉さんと次の約束ができていないことが気になる。
終業後に、直哉さんにラインをしてみよう。自分から、次はいつ会えるか聞いてみてもいいよね……。
今日は定時で仕事が終わり、はやる心を抑えながら、給湯室へ向かう。
すぐに返事が返ってくることはないだろうけれど、早くラインを入れておきたかった。