手のひらの天秤 ~究極の選択ゲーム~
チュンチュン、チュンチュン
「ちいねえ! ちいねえってば!」
「えっ! ここはハワイ!? ってあ、朝!!?」
弟の和希に起こされて目を覚ますと、
時刻はすでに朝の7時40分をまわっていた。
どうやら私は机に突っ伏したまま眠ってしまっていたらしい。
「もう朝ご飯できてるよ?
はやく食べないと遅刻だよ!」
和希はあきれたように言った。
てか、結局、全然! 数学のテスト勉強できなかったよ!!