手のひらの天秤 ~究極の選択ゲーム~

私は朝食を食べて急いで学校にむかった。


よりによって数学のテストは一時限目からある。

本当にほとんど対策ができてないし崖っぷちだ!!


「おはよう。志芳ちゃん」

「おはよう」


教室に入ると、志芳ちゃんはいつものように読書をしていた。


「昨日の勉強会どうだった? テストいけそう?」

「別に、私は何の問題もないわ。
あいつらも今は必死で詰め込んでる」


志芳ちゃんが指差すと、愛子ちゃんと丸ちゃんは自分の席で志芳ちゃんお手製のノートをみていた。


志芳ちゃんのノートにはテストででそうなところがピックアップされていて、それを覚えるだけで平均点くらい取れたりする。
< 29 / 227 >

この作品をシェア

pagetop