社内恋愛狂想曲
少しばかり話が長引きそうなので、飲み物のおかわりを用意して、フライドポテトを注文した。
準備万端、さて何から聞き出そうか。
伊藤くんはソワソワしながら、ミルクを入れたアイスコーヒーをストローで混ぜている。
「そうだ。前から気になってたんだけど、伊藤くんはどうして私と護が付き合ってることを知ってるの?葉月に聞いた?それとも伊藤くんも瀧内くんみたいにどこかで見掛けたのかな?」
「いや、付き合ってるって聞いたから」
「へぇ、付き合ってるって……えっ?!聞いたって誰から?」
「橋口本人から」
詳しく聞いてみると、2か月前に伊藤くんが本社に戻って来て間もないときに、営業部の後輩たちが部署の歓迎会とは別に飲み会を開いてくれたそうだ。
せっかくだからと出席してみると、営業部の後輩たちが声を掛けて集めた、商品管理部の若い女の子たちがいたらしい。
男女それぞれ7~8人とけっこうな人数がいたようだけど、いわゆる合コンみたいなものだったそうだ。
伊藤くんはそういうノリが苦手だから、色目を使ってくる女の子を適当にあしらいながら飲んだり食べたりして、一次会だけはなんとかやり過ごして帰ろうと思ったけれど、後輩たちに強引に引っ張られ、結局二次会までは付き合ったという。
準備万端、さて何から聞き出そうか。
伊藤くんはソワソワしながら、ミルクを入れたアイスコーヒーをストローで混ぜている。
「そうだ。前から気になってたんだけど、伊藤くんはどうして私と護が付き合ってることを知ってるの?葉月に聞いた?それとも伊藤くんも瀧内くんみたいにどこかで見掛けたのかな?」
「いや、付き合ってるって聞いたから」
「へぇ、付き合ってるって……えっ?!聞いたって誰から?」
「橋口本人から」
詳しく聞いてみると、2か月前に伊藤くんが本社に戻って来て間もないときに、営業部の後輩たちが部署の歓迎会とは別に飲み会を開いてくれたそうだ。
せっかくだからと出席してみると、営業部の後輩たちが声を掛けて集めた、商品管理部の若い女の子たちがいたらしい。
男女それぞれ7~8人とけっこうな人数がいたようだけど、いわゆる合コンみたいなものだったそうだ。
伊藤くんはそういうノリが苦手だから、色目を使ってくる女の子を適当にあしらいながら飲んだり食べたりして、一次会だけはなんとかやり過ごして帰ろうと思ったけれど、後輩たちに強引に引っ張られ、結局二次会までは付き合ったという。