社内恋愛狂想曲
高校生くらいのカップルが立ち去ってすぐそばにあるベンチが空いたことに気付いた私は、三島課長の手をつかみ、グイグイ引っ張ってベンチを確保した。
三島課長は驚き呆気にとられている。
「あのー……私事ではございますが、心配していただいて申し訳ないんですけど、彼氏とは近いうちに別れるつもりです」
「……えっ?!別れるって……」
「友達が結婚を考えてる恋人に浮気されて悩んでるって、前に話しましたよね?あれ、本当は友達じゃなくて……私のことなんです」
突然のカミングアウトに驚き、三島課長は言葉も出ないようだ。
ポカンと口を開けて私を指さしている。
それから私は、彼氏の浮気現場を偶然見てしまったことや、彼氏には私以外にも関係を持っている相手が何人もいること、そして彼氏が私のことは好きでもなんでもないのに資産家の孫娘だと勘違いして付き合っていると知ったことと、仕返しをしてやりたくて浮気に気付いていることを明かさずに機が熟すのを待っていることを話した。
三島課長は時おり眉間にシワを寄せながら、黙って話を聞いてくれた。
「そんなわけで……潤さんが原因で彼氏と別れるということはありませんので、ご安心ください」
妙な言い回しになってしまった気がするけれど、とにかく三島課長が気に病むことはないということを必死で説明した。
三島課長は驚き呆気にとられている。
「あのー……私事ではございますが、心配していただいて申し訳ないんですけど、彼氏とは近いうちに別れるつもりです」
「……えっ?!別れるって……」
「友達が結婚を考えてる恋人に浮気されて悩んでるって、前に話しましたよね?あれ、本当は友達じゃなくて……私のことなんです」
突然のカミングアウトに驚き、三島課長は言葉も出ないようだ。
ポカンと口を開けて私を指さしている。
それから私は、彼氏の浮気現場を偶然見てしまったことや、彼氏には私以外にも関係を持っている相手が何人もいること、そして彼氏が私のことは好きでもなんでもないのに資産家の孫娘だと勘違いして付き合っていると知ったことと、仕返しをしてやりたくて浮気に気付いていることを明かさずに機が熟すのを待っていることを話した。
三島課長は時おり眉間にシワを寄せながら、黙って話を聞いてくれた。
「そんなわけで……潤さんが原因で彼氏と別れるということはありませんので、ご安心ください」
妙な言い回しになってしまった気がするけれど、とにかく三島課長が気に病むことはないということを必死で説明した。