社内恋愛狂想曲
「ちょっと意味がわからないんですけど……」
「ずっと好きだった人とまた付き合うことになって、いろいろ落ち着いたら結婚するんだって」
瀧内くんの手からサラダチキンがすり抜け、音を立ててかごの中に滑り落ちた。
この反応はもしかして……。
「……聞いてないの?」
「なんですか、それ?僕、潤さんから何も聞いてませんよ」
「そうなんだ……。まだ一昨日のことだからね。忙しくて話す暇がなかっただけじゃない?」
レジで会計をしてもらっている間、瀧内くんは眉間にシワを寄せたまま何度も首をかしげていた。
三島課長が真っ先に自分に話してくれなかったことが納得いかないのだろうか。
会計が済んで店の外に出ると、瀧内くんはまた歩きながらチョコレートの箱を開けて私に二粒手渡した。
「どう考えても納得がいかないんですけど……本当に潤さんがそう言ったんですか?」
三島課長が話していないことを私の口から話してしまってもいいものかと思ったけれど、ここまで話してしまったのだから隠しておくこともできない。
それにいずれ知ることになるのだから、今ここで私から話しても問題ないだろう。
「ずっと好きだった人とまた付き合うことになって、いろいろ落ち着いたら結婚するんだって」
瀧内くんの手からサラダチキンがすり抜け、音を立ててかごの中に滑り落ちた。
この反応はもしかして……。
「……聞いてないの?」
「なんですか、それ?僕、潤さんから何も聞いてませんよ」
「そうなんだ……。まだ一昨日のことだからね。忙しくて話す暇がなかっただけじゃない?」
レジで会計をしてもらっている間、瀧内くんは眉間にシワを寄せたまま何度も首をかしげていた。
三島課長が真っ先に自分に話してくれなかったことが納得いかないのだろうか。
会計が済んで店の外に出ると、瀧内くんはまた歩きながらチョコレートの箱を開けて私に二粒手渡した。
「どう考えても納得がいかないんですけど……本当に潤さんがそう言ったんですか?」
三島課長が話していないことを私の口から話してしまってもいいものかと思ったけれど、ここまで話してしまったのだから隠しておくこともできない。
それにいずれ知ることになるのだから、今ここで私から話しても問題ないだろう。