社内恋愛狂想曲
「びっくりはしたけどなぁ……。もし志岐が会社継ぐとかすごい重役になるとかいうことがあったとしてもまだまだ先のことやろうし、そのときになったら考えようって。私は志岐と一緒にいられる今が大事やから」
なんとも潔い葉月の話を聞いていると、母の言葉が脳裏をよぎった。
“今の自分にとって何が一番大切か、よく考えるのよ”
ああ……そうか。
母が言いたかったのはこのことかも知れない。
潤さんが好きだから一緒にいたいという気持ちは変わらない。
だけど私はまだ、その気持ちだけで葉月のように思いきることができないでいる。
「まぁ、話はだいたいはわかったけど……二人とも、なんかなぁ……。三島課長かって、昔からあんなに志織のこと好きやったのに、そない結果を焦らんでも……」
「潤さんも不安だったのかも……。今は良くても、先のこと考えると怖いって思わない?ホントに私でいいのかなとか、潤さんは後を継ぐ気はなくてもご両親は納得しないんじゃないかとか……」
「そんなん、普通の会社員と結婚しても先のことなんかわからんで。それにしても自信なさすぎやろ。志織は三島課長が惚れた女なんやから、もっと自信持ってええんやで」
なんとも潔い葉月の話を聞いていると、母の言葉が脳裏をよぎった。
“今の自分にとって何が一番大切か、よく考えるのよ”
ああ……そうか。
母が言いたかったのはこのことかも知れない。
潤さんが好きだから一緒にいたいという気持ちは変わらない。
だけど私はまだ、その気持ちだけで葉月のように思いきることができないでいる。
「まぁ、話はだいたいはわかったけど……二人とも、なんかなぁ……。三島課長かって、昔からあんなに志織のこと好きやったのに、そない結果を焦らんでも……」
「潤さんも不安だったのかも……。今は良くても、先のこと考えると怖いって思わない?ホントに私でいいのかなとか、潤さんは後を継ぐ気はなくてもご両親は納得しないんじゃないかとか……」
「そんなん、普通の会社員と結婚しても先のことなんかわからんで。それにしても自信なさすぎやろ。志織は三島課長が惚れた女なんやから、もっと自信持ってええんやで」