社内恋愛狂想曲
「玲司のやつ、謀ったな……」
どうやら瀧内くんは社食のプリンのジンクスを知っていて、潤さんが私にプリンを渡すように仕向けたらしい。
だけど私が受け取らなかったのは誤算だったと言えるだろう。
「潤さんはプリンのこと知ってたの?」
「いや……知ってたような、知らなかったような……」
「ん?どっち?」
私が尋ねると、潤さんは私から目をそらして照れくさそうに頬をかいた。
「1回目は知らなかったよ。でも2回目は知ってて志織に渡そうとした。俺が聞いたのは少し違うけど……まさかそんな噂になってるとは知らなかった」
「他にもジンクスがあるの?」
「うん……。“社食のプリンを異性からもらって食べたらプリンをくれたその人と幸せになれる”って、営業部の女子から聞いた」
葉月から聞いた“ラッキープリンを好きな人に渡して、受け取ってくれたらカップルになれる”という話と同じのような気もするけれど、渡す側ではなく受け取る側で立場が違うし、こちらの方が夢見がちな気もする。
どちらにしても恋に恋する夢見る女子に都合の良いジンクスだと思う。
どうやら瀧内くんは社食のプリンのジンクスを知っていて、潤さんが私にプリンを渡すように仕向けたらしい。
だけど私が受け取らなかったのは誤算だったと言えるだろう。
「潤さんはプリンのこと知ってたの?」
「いや……知ってたような、知らなかったような……」
「ん?どっち?」
私が尋ねると、潤さんは私から目をそらして照れくさそうに頬をかいた。
「1回目は知らなかったよ。でも2回目は知ってて志織に渡そうとした。俺が聞いたのは少し違うけど……まさかそんな噂になってるとは知らなかった」
「他にもジンクスがあるの?」
「うん……。“社食のプリンを異性からもらって食べたらプリンをくれたその人と幸せになれる”って、営業部の女子から聞いた」
葉月から聞いた“ラッキープリンを好きな人に渡して、受け取ってくれたらカップルになれる”という話と同じのような気もするけれど、渡す側ではなく受け取る側で立場が違うし、こちらの方が夢見がちな気もする。
どちらにしても恋に恋する夢見る女子に都合の良いジンクスだと思う。