社内恋愛狂想曲
作業がすべて終わったと潤さんに連絡してから大家さんに挨拶に行くと、大家さんはいつの間に用意したのか「餞別とお祝いを兼ねて」と菓子折りを持たせてくれた。
いまさらながら、優しい大家さんの部屋を借りて良かったなと思う。
それから10分ほど経った頃、潤さんとゆう子さんがマンションまで迎えに来てくれた。
車に乗って次の目的地である私の実家近くの役所へ向かいながら、大家さんのことや作業の様子を潤さんに話した。
「あの部屋を出るのはきっと結婚するときだとは思ってたんだけど、まさかこんな形で引っ越すことになるとは思わなかった」
「俺も一度くらいは、あの部屋で志織とゆっくり過ごしてみたかったな」
「お互いに事故がなかったらそういうことも……あっ、でも怪我の功名だもんねぇ」
「火事がきっかけで俺の家に引っ越すことになって、それがまた結婚を急ぐきっかけになったんだから、なんか不思議だよなぁ……」
住み慣れたあの部屋が何もない状態になったときには少し寂しい気もしたけれど、私にはもう愛する人と一緒に帰る家がある。
これからはあの家で、潤さんと一緒に幸せな思い出をたくさん作っていきたい。
いまさらながら、優しい大家さんの部屋を借りて良かったなと思う。
それから10分ほど経った頃、潤さんとゆう子さんがマンションまで迎えに来てくれた。
車に乗って次の目的地である私の実家近くの役所へ向かいながら、大家さんのことや作業の様子を潤さんに話した。
「あの部屋を出るのはきっと結婚するときだとは思ってたんだけど、まさかこんな形で引っ越すことになるとは思わなかった」
「俺も一度くらいは、あの部屋で志織とゆっくり過ごしてみたかったな」
「お互いに事故がなかったらそういうことも……あっ、でも怪我の功名だもんねぇ」
「火事がきっかけで俺の家に引っ越すことになって、それがまた結婚を急ぐきっかけになったんだから、なんか不思議だよなぁ……」
住み慣れたあの部屋が何もない状態になったときには少し寂しい気もしたけれど、私にはもう愛する人と一緒に帰る家がある。
これからはあの家で、潤さんと一緒に幸せな思い出をたくさん作っていきたい。