社内恋愛狂想曲
潤さんのお父さんからのプレゼントは、潤さんの妻になる私を三島家の嫁として快く迎え入れると言われたようで、嬉しくて目元が潤んだ。
私はまっさらな判子を握りしめて頭を下げる。
「ありがとうございます……!大切に使わせていただきます!」
ゆう子さんは柔らかく微笑んで、今度は私がもらったものよりふたまわりほど大きな箱を取り出し、潤さんに差し出した。
「これは潤くんへのプレゼントだそうです」
「えっ、俺にも?」
潤さんが少し首をかしげながら包みを開けると、やはり桐箱が現れ、その中には私がもらったものより少し大きめの黒い印鑑ケースが入っていた。
「俺にも判子……?俺は名字変わらないんだけどなぁ……」
潤さんはそう呟きながら印鑑ケースを開けて判子に刻まれた文字を見る。
判子には“三島 潤”と潤さんのフルネームが刻まれていた。
「あっ、これって……」
「はい、実印です。“これから所帯を持つのだから、これで印鑑登録をしなさい”とのことです。免許証はお持ちですよね?」
「持ってます」
「では婚姻届提出後に印鑑登録の窓口に行って手続きをしましょう」
私はまっさらな判子を握りしめて頭を下げる。
「ありがとうございます……!大切に使わせていただきます!」
ゆう子さんは柔らかく微笑んで、今度は私がもらったものよりふたまわりほど大きな箱を取り出し、潤さんに差し出した。
「これは潤くんへのプレゼントだそうです」
「えっ、俺にも?」
潤さんが少し首をかしげながら包みを開けると、やはり桐箱が現れ、その中には私がもらったものより少し大きめの黒い印鑑ケースが入っていた。
「俺にも判子……?俺は名字変わらないんだけどなぁ……」
潤さんはそう呟きながら印鑑ケースを開けて判子に刻まれた文字を見る。
判子には“三島 潤”と潤さんのフルネームが刻まれていた。
「あっ、これって……」
「はい、実印です。“これから所帯を持つのだから、これで印鑑登録をしなさい”とのことです。免許証はお持ちですよね?」
「持ってます」
「では婚姻届提出後に印鑑登録の窓口に行って手続きをしましょう」