クールな次期社長と愛されオフィス
実は、珈琲店でアルバイトしていながら、紅茶派の研究は日々欠かさないほどの紅茶好き。
だから将来自分が持ちたいカフェは紅茶専門カフェと決めていた。
修行を兼ねて店で淹れさせてもらっているオリジナルブレンドティやハーブティもお客に定評で、この秘書室でも勉強がてら毎朝皆に自分のオリジナルブレンドティを淹れていた。
「うーんいい香り!アコの作るハーブティは最高。お店でも開いたらいいのに」
マリカ先輩はそう言いながら私の淹れたハーブティを手にして自分の席に戻って行った。
私よりも頭一つ分背の高い、スレンダーでスタイルのいい後ろ姿を見ながら、実は今もお店で淹れてるんだけどね、と思いながらくすりと笑った。
その時、秘書室長が慌てた様子で奧の役員室から出てきた。
「三浦くん!三浦くん!」
マリカ先輩は飲みかけのハーブティをすぐに置き、私に肩をすくめて見せるとゆっくり立ち上がった。
そして、秘書室長の方へ体を向けた。
「はい、なんでしょう?」
「社長が今晩の会議で至急議題を追加したいそうだ。悪いが急いで社長室まで行って話を聞いてくれ」
「はい、承知しました」
軽く会釈をして、急ぎ足で社長室の方へ向かって行った。
社長付って、本当に大変なんだよね。
しかもマリカ先輩いわく、今の社長が結構わがままらしくって、しょっちゅう呼び出されて困っていた。
私なんか常務や部門長の管理部門的秘書だから全然楽。
マリカ先輩が戻って来たら、新しいハーブティ淹れ直してあげよう。
私はそっとマリカ先輩の冷めかけたハーブティのコップを持って給湯室へ行った。
だから将来自分が持ちたいカフェは紅茶専門カフェと決めていた。
修行を兼ねて店で淹れさせてもらっているオリジナルブレンドティやハーブティもお客に定評で、この秘書室でも勉強がてら毎朝皆に自分のオリジナルブレンドティを淹れていた。
「うーんいい香り!アコの作るハーブティは最高。お店でも開いたらいいのに」
マリカ先輩はそう言いながら私の淹れたハーブティを手にして自分の席に戻って行った。
私よりも頭一つ分背の高い、スレンダーでスタイルのいい後ろ姿を見ながら、実は今もお店で淹れてるんだけどね、と思いながらくすりと笑った。
その時、秘書室長が慌てた様子で奧の役員室から出てきた。
「三浦くん!三浦くん!」
マリカ先輩は飲みかけのハーブティをすぐに置き、私に肩をすくめて見せるとゆっくり立ち上がった。
そして、秘書室長の方へ体を向けた。
「はい、なんでしょう?」
「社長が今晩の会議で至急議題を追加したいそうだ。悪いが急いで社長室まで行って話を聞いてくれ」
「はい、承知しました」
軽く会釈をして、急ぎ足で社長室の方へ向かって行った。
社長付って、本当に大変なんだよね。
しかもマリカ先輩いわく、今の社長が結構わがままらしくって、しょっちゅう呼び出されて困っていた。
私なんか常務や部門長の管理部門的秘書だから全然楽。
マリカ先輩が戻って来たら、新しいハーブティ淹れ直してあげよう。
私はそっとマリカ先輩の冷めかけたハーブティのコップを持って給湯室へ行った。