秘める二人の、叶わぬ恋の進め方。

私は首を横に振って、
一生懸命涙を止めた。

訂正なんてしない。
最上さんの事は困らせない。

好きな人に、
優しかった人として覚えて貰えるならもうそれで。



「ありがとうございます。
私も頑張ります」

「うん、応援してる」


その後、
運ばれた料理を二人で食べ終えてから店を出た。


「今までありがとうございました。
‥‥あの、帰りは迎えを呼びます」

頭を下げながらそう言うと、
きっと家まで送り届けてくれるつもりだったのだろう最上さんは送ると言ってくれた。

でも私としてはこれ以上一緒にいるのはキツい。

そんな事情は最上さんには知るよしもなくて。
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