35階から落ちてきた恋 after story ~you are mine~
嘘みたい。
さっきまで彼と離れたらどうやって暮らしていこうかなんて考えていたのに。
単純な私は甘いキスで溶かされ優しく抱きしめられ甘い言葉をささやかれ夢見心地で彼にもたれかかっている。
ふと時計に目をやると、深夜0時。
さっき泣いたせいで瞼が重い。両手で目を擦ろうとして左手の違和感に気が付いた。
私の薬指にキラリと光るもの。
「指輪だ・・・」
それはイヤリングと同じカナリーイエローダイヤモンドを両サイドに従えた無色透明の大粒のダイヤモンドがキラキラと輝くリング。
「やっと気が付いた?」
横を見ると満面に笑みを湛えた貴くんがいる。
「ずいぶん待たせたけど、婚約指輪」
貴くんは私の左手を持ち上げて指輪にキスをする。
そう言えばさっきからずっと妙に私の手を握ったりさすったりしてた。
「結婚式のサプライズが出来そうにないから指輪くらいサプライズで渡そうかと思って」
でもーー
「指にはめられても気が付かない私ってかなり鈍感・・・」
「バレないように指輪を握りしめて温めて温度差を無くして、果菜の神経が指先にいかないようにとろけるキスをして耳元で囁いて・・・という努力の結果、サプライズ成功ってことだ」
自慢げに笑みを浮かべて私の頬を撫でる。
さっきまで彼と離れたらどうやって暮らしていこうかなんて考えていたのに。
単純な私は甘いキスで溶かされ優しく抱きしめられ甘い言葉をささやかれ夢見心地で彼にもたれかかっている。
ふと時計に目をやると、深夜0時。
さっき泣いたせいで瞼が重い。両手で目を擦ろうとして左手の違和感に気が付いた。
私の薬指にキラリと光るもの。
「指輪だ・・・」
それはイヤリングと同じカナリーイエローダイヤモンドを両サイドに従えた無色透明の大粒のダイヤモンドがキラキラと輝くリング。
「やっと気が付いた?」
横を見ると満面に笑みを湛えた貴くんがいる。
「ずいぶん待たせたけど、婚約指輪」
貴くんは私の左手を持ち上げて指輪にキスをする。
そう言えばさっきからずっと妙に私の手を握ったりさすったりしてた。
「結婚式のサプライズが出来そうにないから指輪くらいサプライズで渡そうかと思って」
でもーー
「指にはめられても気が付かない私ってかなり鈍感・・・」
「バレないように指輪を握りしめて温めて温度差を無くして、果菜の神経が指先にいかないようにとろけるキスをして耳元で囁いて・・・という努力の結果、サプライズ成功ってことだ」
自慢げに笑みを浮かべて私の頬を撫でる。