君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「葉月も飲むだろ? 俺、実は朝が弱くて、コーヒーを一杯飲まないと頭が働かないんだ」
さっきの会話、十分すぎるほど働いていたと思いますけど?と言いたいのはこらえて、彼の隣に向かう。
「私やりますよ」
「サンキュ。その棚からカップ出して」
彼に指示され真っ白なカップとソーサーを取り出す。
一見どこにでもありそうな食器だったが、チラリと裏底を見てやっぱりと思った。
某有名メーカーのものだ。
この辺りのクラスのメーカーで鮮やかな装飾が施されたものは、セットで二十万円を超えることも珍しくはない。
それも三谷商事で扱っていて偶然知ったんだけど。
真っ白ならそれほどはしないとはいえ、飲むのも緊張してしまう。
豆から挽ける立派なコーヒーメーカーが香ばしい香りを放ち始めた頃、ふと視線を外に送ると、目前に広がる景色に驚き声も出ない。
階層が高いおかげで遠くに海まで見える。
本当に高級ホテルに泊まったみたいだ。
さっきの会話、十分すぎるほど働いていたと思いますけど?と言いたいのはこらえて、彼の隣に向かう。
「私やりますよ」
「サンキュ。その棚からカップ出して」
彼に指示され真っ白なカップとソーサーを取り出す。
一見どこにでもありそうな食器だったが、チラリと裏底を見てやっぱりと思った。
某有名メーカーのものだ。
この辺りのクラスのメーカーで鮮やかな装飾が施されたものは、セットで二十万円を超えることも珍しくはない。
それも三谷商事で扱っていて偶然知ったんだけど。
真っ白ならそれほどはしないとはいえ、飲むのも緊張してしまう。
豆から挽ける立派なコーヒーメーカーが香ばしい香りを放ち始めた頃、ふと視線を外に送ると、目前に広がる景色に驚き声も出ない。
階層が高いおかげで遠くに海まで見える。
本当に高級ホテルに泊まったみたいだ。