君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「悠馬さん、手は……」
「散策するには手をつながないと。知らなかった?」
知らない。というか、絶対に嘘だ。
とぼけた口調で話す悠馬さんが、こらえきれないという感じで噴き出すので、私まで笑みがこぼれる。
「ご褒美。な?」
『な?』なんて甘えた口調で言われては、うなずくしかない。
それから彼はエスカレーターを上がっていき、『ブランピュール』という少しお高めのショップに迷うことなく入っていく。
女性服にも詳しいの? 商社マンだから?
このブランドはまだ駆け出しだけれど、最近人気がうなぎのぼりなのだ。
「女性服までお詳しいとは、さすがです」
「ここのブランドの社長は一ノ瀬翔って言うんだ」
一ノ瀬?
「デザイナーもしてる。七つ離れた弟」
「弟さん?」
彼には驚かされることばかりで頭がついていかない。
「なかなか才能のある男で。翔が作った洋服は、葉月にも似合うと思う。ずっと葉月に着せたくてたまらなかったんだ。ほら、こういうのどう?」
「散策するには手をつながないと。知らなかった?」
知らない。というか、絶対に嘘だ。
とぼけた口調で話す悠馬さんが、こらえきれないという感じで噴き出すので、私まで笑みがこぼれる。
「ご褒美。な?」
『な?』なんて甘えた口調で言われては、うなずくしかない。
それから彼はエスカレーターを上がっていき、『ブランピュール』という少しお高めのショップに迷うことなく入っていく。
女性服にも詳しいの? 商社マンだから?
このブランドはまだ駆け出しだけれど、最近人気がうなぎのぼりなのだ。
「女性服までお詳しいとは、さすがです」
「ここのブランドの社長は一ノ瀬翔って言うんだ」
一ノ瀬?
「デザイナーもしてる。七つ離れた弟」
「弟さん?」
彼には驚かされることばかりで頭がついていかない。
「なかなか才能のある男で。翔が作った洋服は、葉月にも似合うと思う。ずっと葉月に着せたくてたまらなかったんだ。ほら、こういうのどう?」