君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「怖い、かも」
私に夜景をと思ってくれた彼には申し訳ないけれど、飛行機とは違いヘリは機体が小さいし、すぐ下が見えてしまうから余計に怖い。
「そう言うと思ってた。だけど、葉月。踏み出してみなければ知ることができない世界があるんだよ。なにをするにでも、最初の一歩は怖い。でも、勇気を出してみたら素晴らしい世界に出会えたということはたくさんある」
彼は私を真摯に見つめ、優しく微笑む。
「踏み出して、みなければ……」
「そう。俺もインド行きは不安ばかりだった。行っても成功できる保証はないし、生活環境も日本とまるで違って、うまくなじめる気もしなかった。だけど、行ってよかったと思ってる。三谷商事の発展のためには必要だったし、少々の困難では動じなくなった」
彼ほど有能な人でも不安はあるんだ。
それもそうか。
インドの情報はもちろん調べ尽くしてあったはずだけど、現地に行ってみなければわからないことだらけだっただろう。
私に夜景をと思ってくれた彼には申し訳ないけれど、飛行機とは違いヘリは機体が小さいし、すぐ下が見えてしまうから余計に怖い。
「そう言うと思ってた。だけど、葉月。踏み出してみなければ知ることができない世界があるんだよ。なにをするにでも、最初の一歩は怖い。でも、勇気を出してみたら素晴らしい世界に出会えたということはたくさんある」
彼は私を真摯に見つめ、優しく微笑む。
「踏み出して、みなければ……」
「そう。俺もインド行きは不安ばかりだった。行っても成功できる保証はないし、生活環境も日本とまるで違って、うまくなじめる気もしなかった。だけど、行ってよかったと思ってる。三谷商事の発展のためには必要だったし、少々の困難では動じなくなった」
彼ほど有能な人でも不安はあるんだ。
それもそうか。
インドの情報はもちろん調べ尽くしてあったはずだけど、現地に行ってみなければわからないことだらけだっただろう。