君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「もう離してやらない。もう、一生」


彼はそこでゆっくりとまぶたを持ち上げた。
暗闇に慣れてきた目が、彼の真剣な表情をとらえる。


「これが夢だったらどうしようと思うと、眠れない」
「悠馬さん……。夢じゃ、ないです」


あぁ、私はどうしてこんなにも真剣に私のことを愛してくれる人を拒否し続けてきたのだろう。
過去は過去だったのに。


後悔で胸が痛くなった私は、自分から彼にしがみついた。
すると、優しく髪を撫でてくれる。


「ごめんなさい。私……ずっと意地を張っていました」
「葉月が謝ることなんてなにもない。そんなお前も愛おしい」


そうつぶやいた彼は、私の額にキスを落とす。


「葉月、愛してる」


そして次はまぶたに。
彼の唇から強い想いが伝わってきて感極まってしまう。

そして……ゆっくり唇が重なった。

しばらくして離れたあと、再び重なる。
彼の舌が私の口内に侵入してきて、その熱を伝える。


「ん……」
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