君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「大丈夫。アイツらからもいろいろ聞かされているから。それに、きっと葉月のこと、大歓迎してくれるよ」


彼が優しい笑みを浮かべるので、私はうなずいた。

それから、豚スペアリブのコンフィをはじめとした見た目も味も最高の食事を楽しみ、ワインもたしなんでほろ酔い気分で店を出た。


「昨日よく寝てないから眠いだろ? 眠ってもいいぞ」


タクシーに乗り込んだ彼は私の頭を自分の肩に誘導してくれる。
私はそれに甘えて目を閉じた。



次に目覚めたのは、ベッドの中だった。

え……。

しかも、なぜか悠馬さんに抱きかかえられるようにして眠っていて、一瞬にして目が覚める。

ここは彼のベッドルームだ。
タクシーで寝てしまったから連れてきてくれたんだ。

それにしても、この体勢。どうしたらいいんだろう。

規則正しい呼吸を繰り返している彼を起こさないようにそっと離れようとしたが、余計に強く抱きしめられてしまった。


「行くな」


起きてるの?
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