君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
もう十分なのに、まだ高みを目指そうとする彼の並々ならぬ覚悟に心が揺れる。
私はこの人についていきたい。強くそう思った。
「私、まだなにもできませんけど、一ノ瀬さんをお手伝いできるくらいの存在にはなれるように努力します」
「今、手伝ってくれてるじゃないか。新人にしては勉強熱心で知識も豊富だし、あと足りないのは経験だけだ。北里はいい商社マンになるよ」
「ありがとうございます!」
一ノ瀬さんの胸の内を知り、ますます尊敬の念を抱いた私は、彼と一緒に働けることに感謝した。
——そんな一ノ瀬さんの影響で学び続けた私は、あの頃と比べると知識も身に付いてきたと思う。
「北里、今日はどこ?」
十五階にあるライフテクノロジー事業部のフロアを出て地下駐車場に向かう途中で、ふたつ上の先輩・町田(まちだ)さんに声をかけられた。
もともとスポーツマンで短髪の似合う彼は、昨年、交通インフラなどを手掛ける生活環境事業部から我が事業部に異動してきた仲間だ。
私はこの人についていきたい。強くそう思った。
「私、まだなにもできませんけど、一ノ瀬さんをお手伝いできるくらいの存在にはなれるように努力します」
「今、手伝ってくれてるじゃないか。新人にしては勉強熱心で知識も豊富だし、あと足りないのは経験だけだ。北里はいい商社マンになるよ」
「ありがとうございます!」
一ノ瀬さんの胸の内を知り、ますます尊敬の念を抱いた私は、彼と一緒に働けることに感謝した。
——そんな一ノ瀬さんの影響で学び続けた私は、あの頃と比べると知識も身に付いてきたと思う。
「北里、今日はどこ?」
十五階にあるライフテクノロジー事業部のフロアを出て地下駐車場に向かう途中で、ふたつ上の先輩・町田(まちだ)さんに声をかけられた。
もともとスポーツマンで短髪の似合う彼は、昨年、交通インフラなどを手掛ける生活環境事業部から我が事業部に異動してきた仲間だ。